2006.12.01 更新
2014.12.19 追記


食用加工油はほんとうに健康にいい?


油は危険なものという意識をくつがえすような油が最近出回っています。

コマーシャルで健康をうたう、食用加工油
(花王の健康エコナなど)です。

実は、これら食用加工油には、
トランス脂肪酸が多く含まれています。



1999年に発売された「健康エコナクッキングオイル」は、ナタネや大豆を原料にオレイン酸と

グリセリンを化学的に反応合成した化合物で、ジアシルグリセロール(ジグリセリド)を主成分とする

合成食用油です。(訳わかんないですねぇ……)

ジグリセリドは、乳化剤、可塑剤、増粘安定剤などに使われる「食品添加物」です。

これらの油には加工段階ですでにトランス脂肪酸が生み出されています。


厚生労働省認定の「特定保健用食品」(トクホ)となっていますが、

厚生労働省内でもエコナのトランス脂肪酸含有量のことが何度か問題となっています。

「危ないなら、トクホを取り消せばいいだけじゃないか」と思うのが一般的な考え方ですが、

聞いた話では、いったん認可すると厚生労働省側からはなぜか取り消しができないんだとか……。(-_-#)  



エコナについての研究報告では、

コレステロール値の高い人がエコナを使えば、コレステロール値を下げる効果があります。

コレステロール値が正常な値の人が使っても下がることはありません。

また、コレステロール量が減っても体重が落ちたという報告はありません。


なにやら不思議なことを体にされているようですね。



私は
食用加工油を使うより、糖尿病の患者さんもオリーブオイルやココナッツオイルを使われた方が

安全だと思います。


いい油を使って、おいしいものを時々お食べになってはいかがでしょうか?




追記 (2014年10月現在)

エコナについて

上記のエコナは、2006年の情報です。エコナは、2009年9月にやっと販売中止になりました。

中止前、最後のあがきのように、ツナ缶など色々な物にエコナが使われてましたね。

危険だと知らない人たちは、体にいいと思って買ったことでしょう。

健康をうたうCMにだまされず、食用加工油は選ばないようにしたいですね。

企業には消費者のことをもっと考えてほしいな、と思った一件でした。