※出版以降に内容に変化があった本には、その本の読後下に「追記」として載せました。
2011.12.25更新

 








「医学常識はウソだらけ 分子生物学が明かす「生命の法則」
本体:619円+税
著者:三石巌
(みついし いわお)
出版社:祥伝社黄金文庫
 文庫: 296ページ
発行日:2009/7/24

人はそれぞれに体重や体質が違う。それなのに、
「みんなが同じ量」のお薬の数って、ほんとはおかしいですよね。

三石先生は、分子生物学に基づいた分子栄養学を作り、
医者の観点からでなく、分子学の観点から病気と向き合いました。

1997年1月に95歳で亡くなられました。
この本は再版ですが、本の内容は劣化するどころか、
やっとこの本に世界が近づいたんだなと感じる内容です。

下記に紹介している新谷弘美先生は医者の観点から食べる物に
「制限」をつけました。

逆に三石先生は、自分に必要な栄養素の量さえ知っていれば、
「何を食べてもいい」という姿勢です。

本に書かれているのは、
痛風、癌、更年期、白内障、糖尿病……など各病気への対処法。
お酒もたばこも問題なし。植物油よりは動物性の脂がよく、
無農薬野菜の方が体に悪い、玄米より精白米がよい、
菜食主義者は早死にする……などなど盛り沢山な内容です。

この本で「「食べてはいけない」と断言されたのは、
マーガリンとショートニングの二つだけ。

ビタミンやミネラルが必要だという本は多いですが、
タンパク質のことに触れている本には初めて出会いました。
体は、タンパク質がなければ、ミネラルやビタミンがきちんと
働かないって、知ってますか?

自分の体重の1000/1のタンパク質が一日に必要で、
体重50sなら50gのタンパク質が必要となります。

卵には、タンパク質のすべての栄養素が入っていますが、
卵1個(約60g)に含まれるたんぱく質は7g。
体重50sの人で一日に約7個分の卵が必要ということになります。
計算するとタンパク質が足りていない人が多いのです。

ちなみに卵がコレステロールの元という話はウソです。

食品中のたんぱく質の品質を評価するための指標が、
「プロテインスコア」です。
タンパク質は20種類のアミノ酸が結合して作られていますが、
そのプロテインスコア100(完璧な栄養素)の食材は、
「卵」と「しじみ」だけです。

必須アミノ酸は全種類をバランスよくとれないと有効利用されないため、
必須アミノ酸をバランスよく含む食物ほどスコアが高くなります。

現在、日本で採用されているアミノ酸スコアは、
大豆を100とした数値で、プロテインスコアよりゆるい数値です。
三石先生は、プロテインスコアの数値を採用されていて、
プロテインスコアで大豆は56点だから、大豆からは十分な
タンパク質はとれないと書いておられます。

三石先生の分子栄養学はとてもわかりやすく、日常的にも
実践しやすい内容です。おススメします。


さて、もう一冊の「脳細胞は甦る」(価格600円+税)ですが、
こちらは「医学常識はウソだらけ」を読んだ後がいいと思います。

「脳細胞は甦る」は、最初だけ読むとビタミンCをガバガバ飲めば、
ボケないし頭も良くなると思い込みしそうでした。
きちんと最後まで読めば、そういう意味ではないとわかるのですが、
始めの方だけ読んでわかった気になると、確実に間違った方向に進みます。

「医学常識はウソだらけ」を先に読んでいれば、三石先生の意図が
わかりますし、「医学常識はウソだらけ」の内容の補足としても
使えます。読みやすいのも、「医学常識はウソだらけ」の方です。

色々書きましたが、お読みになった方が早いですよ。
亡くなられてもなお光り輝く知識の宝庫です。

良書!!!                                                   2011.12.25 記入

追記:ヒトフード http://megv.co.jp/
   三石先生が作った栄養補完食品のHP
   高額なので、お金持ちさん用? (^_^;)

     
 



「乳がんと牛乳──がん細胞はなぜ消えたのか」
単行本

¥ 2,520
出版社: 径書房; 初版 (2008/10/15)
ジェイン・プラント
, 佐藤章夫


本のオビより。
400万部の大ベストセラー。
転移4回の進行性乳がんに侵されながら、乳がんの原因を
探り続け、彼女はついに真犯人を発見する!
それから15年、彼女の乳がんは一度も再発していない。
乳がん・前立腺がんは克服できる!
乳がん、前立腺がんの原因は牛乳だった。



感想としては、下記の新谷弘実先生の本を思い出しました。
牛乳は、パンやお菓子だけでなく、あらゆる食材に、
牛乳、バター、マーガリンなどが使われていて、
よほどの覚悟がないとそれらをすべて除去する
ことは出来ません。

乳製品による病気は、乳がん、前立腺がん、卵巣がん、
骨粗鬆症などを引き起こすだけでなく、多くの病気の発生に
関係しているとい書かれています。

著者もなげいていますが、畜産農家やそれに
関わる会社は世界でも多くを占め、それを無くすためには、
医師、政治家など、世界の人々に乳製品が体に悪い
という知識を与えねばなりません。

牛乳やヨーグルトが体に良いと思っている人が
大半なのです。
それを覆すのは、かなり難しいことでしょう。

でも、情報を知っているといないとでは大きな差です。
この本には、乳がんと言われたらどのように
対処すべきかが載っています。
また、乳製品(牛乳、ヨーグルト、肉など)が乳がんを
作っている!とはっきり言っています。
乳製品をやめれば、死なずにすむのです!、と。

いろいろ本を読んだので、
食品の話の部分で引っかかる所はあります。

たとえば、
「ココナッツオイル,を飽和脂肪酸としか扱っていない部分」

ココナッツオイルは、飽和脂肪酸ですが、
飽和脂肪酸には、長鎖型と中間鎖型があり、
ココナッツオイルは
動物性のものとは異なる
無害な「
中鎖脂肪酸」です。

「ひじきは良いものに入る」

厚生労働省「ヒジキ中のヒ素に関するQ&A」

All Aboutより、
http://allabout.co.jp/gm/gc/298591/

など、外国では ヒジキの摂取を避けるよう行政指導されています。

また、乳製品問題も真偽が問われるところです。

けれど、医師ではない方が医師以上の知識を得て答えを
導き出したその姿勢には頭がさがるばかりです。

真偽はともかく、私がもし乳がんになったら
私もこれを実践すると思います。

読みやすい本です。
専門的な部分もありますが、まとめや備考が
各所についていて、翻訳者がわかりやすく
書いてくださったと強く感じます。

追記:
スポック博士の育児書では、子供に牛乳を飲ませない
ことを強調し、牛乳がもたらす病気一覧に、がん、肥満、
鉄欠乏症貧血、喘息、中耳炎、皮膚疾患、胃痛、
腹部膨張と下痢、インスリン欠乏症などがあげられています。


良書                                                   2010.6.10 記入
                                               
赤字は、2011.07.08追記







「病気がすべて治る「気」の医学
¥780 (税込)
出版社:講談社+α文庫 (2007/01)
著者:青島大明

世界医学気功学会が認める14人のひとり。
著者自身の難病が気功によって治った経験から、気功を
学ぶようになった著者。
今では難病.奇病を含む病気を治して、31年の実績を持つ。

「気」は「情報だ」という著者の話にそって、
病気を治した実績を証言とともに公開。
また、病気に強い体になる「気」の知恵、
「悪い気」に近づかないための話、
自分でできる気功法など、紹介している。
気功とは何かに興味のある方にとって、
気を知る手がかりになる本。

良書



「癒す心、治る力自発的治癒とはなにか」  

840 (税込)
 
出版社:角川文庫
(1998/07)
著者:アンドルー・ワイル  訳:上野圭一

死をも宣告される絶望的なほどの病気。
しかし、奇跡が起こりでもしたように病気が消えてしまう
ことがある。
それは、すべての人には治る力がそなわっているからだ。
その治癒力を活性化できれば、奇跡は起こりうる。

病気はやっつけるものではないという視点のもと、
代替医学、薬用植物、変性意識、治癒論の第一人者
であるワイル博士が、博士の経験、臨床体験を交えつつ、
西洋医学の良い点、悪い点、そして、身体の治癒力を
あげるにはどうすればいいのかを、実際の治癒例と
処方とともに具体的にわかりやすく書いている。

良書!


追記:
健康関係の本に手を出すきっかけになった最初の本です。
目からぽろぽろ鱗が落ちました。



「医者も知らない ホルモンバランス

自然なプロゲステロンが女性の一生の健康を守る!
2,730 (税込) 
出版社: 中央アート出版社 (「続」もある)(1997/09)
著者:ジョン・R・リー  訳:今村 光一

内容は……今の医者は、更年期症状などに向け
エストロゲンの補給を女性に勧めている。
しかし、実はエストロゲンと同時に働くべきプロゲステロンが
がっくりと減少して最終的には無くなるのに比べて、
エストロゲンはよほどでないと不足量にはならない。
実はそこにこそ問題があると、
ジョン・R・リー医学博士は自らの実績を交えて解く。

この本では、エストロゲン優位の状態が、女性の癌、
更年期、現代病……などを引き起こすことを指摘。
それを防ぐため、自然なプロゲステロンの必要性を
メインに対処法が書かれている。


現代医学の大きな問題点も明らかになっているので、
これを読んでどう動けばいいのかを
自分で判断しなくてはならない本でもある


また、自然なプロゲステロンでないと擬似的な薬では効かない。
儲からないので薬品会社は手を出さないので、
医師から反対されることはあっても処方されることは皆無。
そのため、自力で手にいれなければならない。
リー先生が亡くなって以降、追随する人がいないので、
根拠がないと言われ、病院薬として確立できていないのが現状。

女性特有の病気で悩む人には、「最後の砦」とも言える
内容。

追記:
私の体の悩みにはすごく効きました。
クリーム塗ったとたん、すーっと中に入って行くのを感じました。
使ってよかったと思います。


 *〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜*

追記:2011.07.06
記入  


スミマセン。ここへの記入が遅れました。下記は、
ウィキペディアの「プロゲステロン」から引用。


2007年10月には、米国連邦取引委員会(FTC)は、
プロゲステロンクリーム販売の7社に対し、
「骨粗鬆症の予防および治療」「子宮内膜がんの予防」「
(通常はプロゲステロンの重大な副作用である)
乳がんの発症リスクがない/むしろ予防効果がある」の
3点に関しては科学的根拠がなく、
虚偽広告がなされていると告発している
[1][2]

近年、医療の現場ではプロゲステロンを膣座薬や
膣ジェルなどに加工したものが使用されており、
一定の効果を上げている[14]が、
「自然なプロゲステロンを使用している」いうキーワードで
自らの製品を関連付けて宣伝するメーカーも散見される。
現状では、プロゲステロンクリームは医学的根拠に
乏しいサプリメントであると言わざるを得ない。

その他にも、

カナダ保健省が医薬品成分(プロゲステロン)を含む
健康製品に注意喚起(080130)


ちなみにこれは錠剤です。


各種問題報告がされていますが、
わたしの場合は、自然なプロゲステロンクリームと呼ばれて
いるものを時期を見ながらわき腹に交互に塗りました。
ネットで見ていると塗り方は人によって色々あるっぽいです。

プロゲステロンに出会うまで擬似エストロゲンのイソフラボンを
飲んだり、大豆、豆乳など、いいと言われるものを色々試しました。
けれど、症状は一向に改善されずひどくなるばかり……。

ダメでもともとと思って、プロゲステロンクリームを塗りました。
その途端、体に染み渡るような感覚があり、具合の悪い症状が
翌朝にはぴたりと治まっていました。

医学的根拠に乏しいかもしれませんが、わたしには効きました。
更年期症状の中でもいちばんやっかいな症状だったので、
本当にありがたかったです。

全部の更年期症状に効くということではないようですが、
一つでも減るに越した事ありませんものね。

わたしのように効く人もいるので、「ホルモン剤、飲むしかない」
という最後通告のような言葉だけでなく、
体に負担のないものを研究してほしいなと思います。
ちなみに、リー先生の説では、自然なプロゲステロンクリーム
を塗ることでしか問題は解決されません。
儲け主義の会社が作った膣に塗る薬とか経口薬は、
効き目がないと書いてらっしゃいます。念のため。





      


     


「病気にならない生き方
ミラクル・エンザイムが寿命を決める」
 
1,680 (税込) 
出版社: サンマーク出版 (2005/07/08)
著者:新谷 弘実 

病気にならないで長く生きる方法がある……
そんな夢のような話があるのか?
と誰もが思うだろう。

19歳にかかったインフルエンザ以降、70歳まで
病気になっていないという著者は、
全米ナンバーワン胃腸内視鏡外科医として、

30
万例以上の胃腸を検査してきた。

自己の経験とその膨大な臨床結果から

レーガン元大統領をはじめとする著名人に
新谷食事健康法をすすめ、ガン再発率ゼロ%という
実績を持つ。

一人の死亡診断書も書いたことがないという
著者の言う「病気にならない生き方」とは、

ミラクル・エンザイム
(酵素)を消耗しない生活を送り、
食事を通じてミラクル・エンザイムをとり入れること。

今まで正しいと思われてきた食の知識をくつがえしつつ、
きちんとした「よい食事」と「よい生活習慣」を
行うことで、今からでも「病気にならずに天寿を
まっとうすることができる」とその方法を詳しく語っている。

これを読むと、
お茶、牛乳(乳製品)神話が崩壊すること
必至。

良書!
続編あり。
(実践編以降は、内容が個人的に無理で挫折)

追記:
2005年にテレビでお姿を拝見してびっくりしました。
70歳には到底 見えません。
55歳程度のお若さに見えました。
ただ、朝食も新鮮な果物を多種類!とか
少量と言いながらハンパなくセレブの食べ物ばかり……。

あれを作れる奥様もすばらしいのでしょうが、
一般人には同じことはできそうもなかったです。
120歳まで元気で生きる!は、本当になるかも。


 *〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜*〜〜〜*

追記:2011.07.08
記入  

「病気にならない生き方」で新谷弘実先生が、
「牛乳は体に悪い」と書いたことで、
日本酪農乳業協会が公開質問状を出してます。
http://j-milk.jp/topics/8d863s000007j0p1.html




http://www.j-milk.jp/topics/8d863s000007j0p1-att/8d863s0000089pth.pdf

「新谷弘実、インチキ、反論」でも
けっこう検索に引っかかります。

http://blogs.yahoo.co.jp/drjohnny0626/5956011.html


新谷先生の過去にすばらしい実績があることは
誰もが認めていますが、
食事を通じて、ミラクル・エンザイムをとり入れること」
と書かれていた先生が、今は
エンザイムサプリの販売人。
お金儲けしていると言われれば、その通りかも……。σ(^_^;)
また、本の内容も新谷先生なりの仮説が多く、
科学的根拠が乏しいことでもインチキ度がアップしています。

近い未来、もっと色々なことがわかれば、新谷先生が
正しいか間違っているかもわかると思いますが、
なにを信じていいのやら?
難しいです。・・・( ̄  ̄;)




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